トヨタ自動車の一連の品質問題発覚後、初めて公の場に姿を現した豊田章男社長は5日の記者会見で「お客様第一で取り組む」と強調した。しかし、直面しているハイブリッド車「プリウス」のブレーキ問題への対応策や、リコール(回収・無償修理)などが相次ぐ原因について明確な回答はなかった。顧客の不安解消という狙いをどの程度達成できたかは疑問が残る。
豊田社長は、今回の事態に関し「危機的状況」との認識を示した。その上で「多くの方に車の魅力を伝えていくべきわれわれが、逆に多くの方にご心配をお掛けすることになり残念でならない」と述べた。
ただ、プリウスに関しては「できる限り早く対応するよう社内に指示している」と述べただけ。同席した佐々木真一副社長も「どのような処置をするのがベストなのかを精査しているところ。結論が出次第、お伝えしたい」と具体的な方策は示さなかった。
トヨタの対応を注視する海外メディアの記者からは「もっと早く対応すべきだったのではないか」との質問も出たが、英語での回答を求められた豊田社長の回答は「ベストを尽くします」とちぐはぐ。明確なメッセージが海外に伝わったとは言えそうにない。
会見で示された具体策は、社外の専門家から品質管理を評価してもらう仕組みの導入などに限られ、関係者の間では、会見は逆効果だったとの見方も出ていた。
・
日航機が羽田に緊急着陸=「エンジンから出火」と連絡(時事通信)・
陸山会事件 石川議員、保釈 報道陣の問いには答えず(毎日新聞)・
陸山会事件 石川議員、保釈 報道陣の問いには答えず(毎日新聞)・
「朝青龍引退に異議あり」 三木谷、ホリエモン、杏野はるな…(J-CASTニュース)・
【中医協】10対1入院基本料にも看護必要度(医療介護CBニュース)
3日午前10時20分ごろ、大阪市住之江区粉浜2の市立粉浜小学校(前田京子校長、児童数492人)の給食室から出火。約70平方メートルの室内のうち、天井と壁の計約15平方メートルを焦がした。この火事で、全校児童ら約500人が運動場に避難する騒ぎになった。調理師の女性(53)が煙を吸って軽症。児童約30人が体調不良を訴えた。
大阪府警住之江署によると、この日は調理師3人が給食室で空揚げを調理中、油が引火したという。
現場は南海粉浜駅の西側約200メートルの住宅街。【土本匡孝】
【関連ニュース】
火災:熊本の住宅全焼…7男3女の大家族 釜山射撃場火災:管理人は起訴内容否認 第2回公判 火災:群馬で店舗全焼…焼け跡から遺体 火災:住宅が全焼し1人死亡 兵庫県高砂市 火災:長屋全焼2人死亡 北海道歌志内 ・
ツイッターつぶやきが意外な波紋 「貴乃花投票者だれか取材競争」(J-CASTニュース)・
【訃報】佐々英達氏死去(医療介護CBニュース)・
<小沢一郎氏>幹事長続投を表明 (毎日新聞)・
日本語研修の実態調査へ=インドネシア介護士受け入れで−厚労省(時事通信)・
<泉鏡花>「摩耶夫人像」遺族が松竹に寄贈(毎日新聞)