少年院の教官が収容中の少年にわいせつ行為をしたとされる事件で、神戸地検は4日、別の少年2人にもわいせつな行為をしたとして、強制わいせつと特別公務員暴行陵虐容疑で、兵庫県加古川市の少年院「加古川学園」法務教官伊藤圭司容疑者(27)を再逮捕した。地検によると、おおむね容疑を認めているという。
同学園は同日付で、伊藤容疑者を懲戒免職処分とした。
逮捕容疑は、2006年10月1日と07年11月20日ごろ、当時16歳と17歳だった少年に対し、いずれも少年の居室内でそれぞれわいせつな行為をした疑い。
伊藤容疑者は4日、別の少年に同様の行為をしたとして、強制わいせつ罪などで起訴された。同学園によると、同容疑者は被害を受けた少年3人の担任などをしていたという。
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2月21日夜の自民党本部。長崎県知事選で自民党が支援した中村法道(ほうどう)の「当選確実」がニュースで流れると、幹事長の大島理森は顔を紅潮させながら記者団の前に現れた。
「昨年の衆院選後、与党対野党の構図だった宮城県と長崎県の知事選で勝利を得たことは、政府・民主党の姿勢に対する国民の痛烈な意識の表れだ。参院選を視野に入れた戦いにおいても大事なことだ」
衆院の4選挙区と参院をすべて民主党が独占する長崎県。その「敵地」で、与党3党が推薦した農水省OBに9万票余りの大差を付けて完勝したことに、自民党内は久しぶりに明るい雰囲気に包まれた。党本部に張られていた中村ポスターの下に「祝当選」の紙札が付けられた。
25日。党長崎県連幹部が党本部を訪れ、総裁の谷垣禎一と固い握手を交わした。「本当にお疲れさまでした」。ねぎらう谷垣。だが、谷垣が本当に会いたかった当の中村の姿は、そこにはなかった。
谷垣を喜ばせたもう一人の当選者がいた。
2月14日の滋賀県長浜市長選を競り勝った前衆院議員、藤井勇治だ。
谷垣の出身派閥の元幹事長、古賀誠らの秘書経験があり旧知の藤井に谷垣は電話した。
「衆院選で200人ほどが落選した中で、政界に返り咲いた第1号だ。勝因は? 今後に役立てたい」
「まじめにコツコツとやっただけですよ」
「そうですか…」
会話はかみあわなかった。
この市長選は「民主対自民」の構図ではなかった。しかも藤井は、出馬を決めた昨年末、他党や無党派の支持を得ようと自民党を離党した。藤井はいう。「総裁は私が離党したのを知っていたはずだが」
政権交代という政界の大変動はあったものの、その後も地方選では「民自対決」の多くで、自民党系が勝利してきた。
要因の一つは、民主党の地方組織はいまだ脆弱で、県議会などの地方議会で、自民党系が民主党系を上回っているためだ。
だが、党本部に姿を見せない中村や離党した藤井。2人が象徴するのは、ほとんどの候補が自民党の公認や推薦を拒否し、「自民隠し」に躍起になる現実だ。
中村の選挙には、九州選出の自民党国会議員秘書が大挙して派遣された。国会議員も応援に駆けつけ、衆院議員の小泉進次郎は街頭演説21カ所、個人演説会3件をこなした。実質的には「自民党丸抱え」だった。
ところが、表面上は自民党に近い県内経済界や県庁OBなどで組織する「新知事をつくる県民の会」が活動母体となり、「県民党」で臨んだ。中村のポスターに「自民」の文字は一切なかった。
「衆院選の後は、とても自民党を前に出す雰囲気でなかった」。長崎県連政調会長の小林克敏は振り返る。勝因も「民主党の『政治とカネ』への不信感があまりに強かったことだ」と強調したうえで、執行部にこう警鐘を鳴らす。
「有権者が自民党に寄せる目は今も厳しい。知事選の勝利はうれしいが、『自民党が勝った』とまでは言えない。それで浮かれていては駄目だ」
谷垣ら執行部は、長崎県知事選と東京都町田市長選の勝利を、自民党への「追い風」とみた。22日には小沢一郎民主党幹事長の証人喚問などが実現するまで国会審議を拒否する策に出た。民主党には「地方選挙と国会に直接の因果関係はない」(山岡賢次国対委員長)と要求を一蹴され、他の野党からも「ついていけない」(共産党幹部)とあきれられた。
結局、何の成果も得られず、党内の審議拒否への不満が高まる中、わずか3日で審議拒否をやめた。審議復帰はちょうど、長崎県連幹部が党本部を訪問したのと同じ25日。谷垣は「残念、無念。憤懣(ふんまん)やるかたなし」と苦笑した。
21日に久々の「勝利の美酒」に酔ったある自民党議員は、25日になると憔悴(しょうすい)した表情になっていた。
「長崎の勢いを止めてしまった。自爆だ」
党内の各所に張られていた中村のポスターは、26日には撤去されていた。
=敬称略
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24日午後10時ごろ、神奈川県相模原市相模大野7、高田幹夫さん(64)方で、妻江美子さん(62)がリビングで倒れて死亡しているのを帰宅した長女(37)が発見、110番した。県警相模原南署の調べでは、遺体の首に絞められたような跡があり、テーブルに「ごめんね パパママより」と書かれたメモが残されていた。同署は高田さん夫婦が無理心中を図った可能性があるとして、所在が分からなくなっている高田さんを捜している。
相模原南署によると、遺体は普段着姿で、タオルケットが掛けられていた。浴室で血のついたタオル1枚が見つかったが、江美子さんに外傷はなかった。高田さん方は夫婦と長女の3人暮らし。【吉住遊、高橋直純】
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