強風の影響で根本から横倒しになった神奈川県指定天然記念物の鶴岡八幡宮(鎌倉市)の大銀杏(おおいちよう)について、同県が八幡宮側に撤去を打診する一方、「幹の一部を輪切りするなどの方法で保存してほしい」と要請したことが11日、分かった。八幡宮側も協議に応じる考えで、推定樹齢1000年のご神木は、年輪を見せる姿に形を変えて保存される可能性が出てきた。
[フォト]源実朝ゆかりの「隠れ銀杏」で有名だったが… 10日未明に倒れた大銀杏は樹齢推定1000年。鎌倉幕府の3代将軍実朝(さねとも)を暗殺した公暁(くぎょう)が、身を隠していたとの伝説も残っている。横倒し後、銀杏の周辺では神事も行われ、11日には大銀杏を心配する参拝客らが朝から神社を訪れた。
県生涯学習文化財課は大銀杏が横倒しになった後、県文化財保護審議会委員らの識者から意見を集めたが、根本から折れていることなどから「回復は不可能」との意見が多数を占めた。
このため同課は、植え直ではなく、撤去する方針を八幡宮側に伝える一方、歴史的な価値が高いことを考慮し、幹の太い場所を輪切りにして残すなど、何らかの形で保存できないか検討を始め、八幡宮側に要請したという。神社側では「対応については、今後協議する」としている。
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7日午後11時半ごろ、大阪府岸和田市作才町の国道26号交差点で、信号無視の原付きバイクを追跡中のパトカーが、自転車で横断していた高校2年の女子生徒(17)をはねた。生徒は地面に転倒し、頭や手に軽傷。府警岸和田署の調べでは、運転していた巡査部長(31)は「追いかけるのに精いっぱいで、気づくのが遅れた」と話しているという。同署は自動車運転過失傷害の疑いで書類送検する方針。
岸和田署によると、パトカーは現場の約150メートル北側で信号無視のバイクを発見。停止を求めたが逃走したため、サイレンを鳴らして赤信号の交差点に進入した際、青信号で横断してきた自転車をはねたという。バイクは逃走したままで、生徒はアルバイトから帰宅途中だった。【藤田剛】
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自民党の谷垣禎一総裁ら執行部は3日、衆院当選1〜4回の若手議員を期別に党本部に集め、懇談会を開いた。衆院予算委員会での審議拒否戦術が失敗したことから、党内の批判や不満に耳を傾けることで夏の参院選に向けて党内の結束を図る狙いがあったが、低支持率にあえぐ党の現状を受け、厳しい意見が出た。
出席者からは「(執行部批判をする舛添要一前厚生労働相と)総裁は正面から論戦を挑むべきだ」(稲田朋美氏)、「(審議拒否は)国民に分かりづらく、もっと理由を説明すべきだ」(近藤三津枝氏)などの発言が相次いだ。
谷垣氏は「参院選候補者は予備選の導入などで若返りも進み、党はずいぶん変わったと思う」と、執行部の成果を強調するのが精いっぱい。若手の意見に対する回答としては具体性に乏しかった。
一方、谷川秀善参院幹事長は3日、国会内で舛添氏を呼び、1日の講演での発言を質した。谷川氏によると、舛添氏は「英語での講演だったため、通訳の際に行き違いがあった」との見方を示したという。谷川氏は「舛添氏は新党を作って飛び出すとは考えていない。(同氏の発言に)あんまり神経質にならない方がいい」と述べた。
ところが、舛添氏は会談後、記者団に「わが党の支持率が上がらないのを問題じゃないと思う人がいたらおかしい。努力が足りないところは執行部の責任だ。直さなければ、参院選で自民党はなくなる。鳩山内閣との戦の仕方に問題があると言うことの何が悪いんだ」と改めて執行部批判を展開した。
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